起立性調節障害について
起立性調節障害
起立性調節障害とは、自律神経系である交感神経と副交感神経の働きのバランスが崩れることでたちくらみ、失神、動悸、頭痛などの様々な症状を引き起こしてしまう病気です。立ち上がったときに血圧が急激に低下し、めまいやふらつき、失神などの症状が現れる状態のことを指します。特に体内の血液の流れが大きく変動する臥位から立位になった時や長時間の立位などの時に症状が出やすいです。
座位時は重力に従って、血液は下肢に溜りやすくなっています。そこから立ち上がると、心臓や脳への血流が下がってしまいますが、通常は立ち上がる際に自動的に交感神経を活性化し、下肢などの末梢の血管を収縮させ、心臓、脳への血流を保っています。
起立性調節障害の場合はこの交感神経の自動的な活性化に乏しいため、起床時や立ち上がる際に症状が出てしまいます。
小学生高学年から高校生頃に好発しますが、大人になってからも見られることがあります。
起立性調節障害の主な原因は自律神経の乱れで、体を活動的にする交感神経と体をリラックスさせる副交感神経のバランスが崩れることで様々な症状が起こります。
・原因
体質など遺伝的な要素、思春期による体内のホルモンバランス、学校や友達、勉強、SNSなどの精神的なストレスや長時間のスマホ、PC、デバイス、ゲーム等の身体的(眼、首肩の疲れ)なども挙げられます。
他にも朝が苦手な人やよく立ちくらみがする人はもともと自律神経の働きが弱く、発症しやすい傾向にあるといわれています。さらに貧血や脱水、低血圧の人や下肢特にふくらはぎの筋力が低下している方など心臓へ戻る血流量が少ない時、エネルギー不足の時にも発症しやすくなります。
・症状
・身体症状:頭痛、立ちくらみ、めまい、ふらつき、しびれ、倦怠感、動悸、腹痛、吐き気、食欲不振、顔が青白い、手足が冷たい
・精神・行動症状:朝起きられない、午前中の調子が悪い、集中力低下、ぼーっとする、学校に行きたがらない
・自律神経テスト
□頭痛や頭が重いと感じる事が多い。
□耳鳴りやめまいがしばしば起こる。
□休みの日になると体調が悪くなる。
□朝起き上がれなくなる。または起きたばかりなのに疲れや倦怠感がある。
□夜寝つきが悪い
□立ち上がるとふらつく
□学校、職場に行く事ができなくなる
□イライラしたりドキドキしたり動悸が激しくなる事がある。息切れがする。
□自己肯定感が低くなる
□倦怠感がある。身体がだるい。
□食が細くなる
□下痢をしやすい
□便秘になりやすい。
□胃の調子が良くないと感じる。(胸やけ、痛み、吐き気)
□立っていると気分が悪い
□集中力が続かない
□異常に汗をかく事がある。
□慢性的に首、肩こりがある。
□風邪をひいていないのに発熱する
□顔色が優れない、青白い
□ストレスを感じると気分が悪くなる
□SNSをよく見る
□長時間のスマホ、PCをよくみる。
□心配症だと思う。不安。憂鬱な気持ちなる事が多い。
□運動不足だと思う。
このように起立性調節障害にはさまざまな症状があります。複数項目に当てはまり、他の病気の疑いがない場合は起立性調節障害の可能性が高いかもしれません。
なぜ、接骨院なのか?
起立性調節障害に対する施術は現状、病院と投薬しかありません。
最近では起立性調節障害は中高生の10%がわずらっているそうですが、周囲の認識不足から苦しみ悩んでいる人の相談が増えています。起立性調節障害には必ず原因があると考えています。自律神経、血行不良等の身体的症状に対する手技・物理療法こそ当院の得意とするところ。自律神経が乱れた時に身体的症状の出やすい場所(部位)。そこへのアプローチの仕方がわかれば、症状の改善は出来ると考えております。1回で治るというものではありませんが、症状の改善に少しでもお力になれればと考えております。
・治療内容(当院)
・手技療法(マッサージ、ストレッチ)
・物理療法(自律神経調整電磁気療法)
完全自費診療につき
5000円 30分
オプション
・骨格姿勢調整(運動療法)+2000円(初回3000円)
・頚部トリガー施術(物理療法)+2000円
・water bed(物理療法)+300円
電話予約のみの受付となります。
起立性調節障害の施術のHPを見たとお伝えください。
予約時間は施術開始時間ですので予約の10分前にはご来院下さい。